昨日５年生は日産スタジアムで市長杯の決勝戦を行った。この日は横浜Ｆマリノスのホーム開幕戦かつ中村俊輔選手のマリノス復帰第一線ということで開始前からスタジアム周辺は大変な賑わいをみせていた。決勝戦がこのような大舞台の前座試合として行われるということで大変楽しみであったし、このような場を提供頂いたマリノスさん並びに協会関係者の皆様には大変感謝している。
しかしである、期待とは裏腹に商業主義の下で子供達の決勝戦を行うには課題や配慮が欠けていた点が何点があり残念であった。
　・決勝戦の試合中にも関わらず、ずっと場内放送でＪリーグの情報やコマーシャルなどが大音響でアナウンスされていてただの余興試合扱いされていたこと。
　・試合中にも関わらず背広をきた関係者がゴールの中に入ってなにやらチェックとかしていたこと。
　・観戦に関して市長杯を観戦するためのガイドがなく、特に試合開始時間と入場時刻が同時刻で混乱を招いたこと。
以上の点は次回以降の開催の際には改善して欲しいと思う。子供達やサポータにとっては余興の前座試合ではなく、あくまでも市長杯の雌雄を決める真剣勝負・決勝戦の舞台であることを忘れて欲しくない。

このような環境下で行われた試合はさすがに集中力に欠け、またいつもと異なるピッチサイズとゴールサイズに苦戦し、結果１−４で敗れてしまった。全般的な支配率では負けてはいなかったが決定的なチャンスをものにする点やミスを確実にものにする点で相手が勝っていたということであろう。出直しである。しかしながら次に向けた課題の確認と、このような環境で試合をできたという経験は価値のあるものであった。これからの成長がますます楽しみである。

試合が終わり退場するバディーとマリノスプライマリーの選手達