昨日、県選手権中央大会1・2回戦を勝ち上がり、今週末の戦いを残すだけとなった。泣いても笑っても、このチームで戦える公式戦は残り３試合である。しかしながらこのチームには、これまでの戦いにおいて置き忘れてきた物が２つある。そしてなんと、その忘れ物を取り返すチャンスがこの残りの試合にはあるのである。
その一つが１１日準々決勝の相手である川崎フロンターレさんとの対戦だ。バディーは昨年、悲願の全国大会へ初出場し、そして日本一の栄誉を獲得することができた。しかしながら、以前このコラムでも書いたが全小・神奈川大会において川崎フロンターレさんとの対戦が実現することはなかった。２年連続で先輩たちが全小・神奈川大会決勝戦で涙を飲んだ相手。だからこそ対戦したかった相手なのだ。川崎フロンターレさんとは練習試合など含め沢山交流はさせて頂いているが最後のこの舞台で対戦できることは運命のような気がする。そしてまた、１１日の天気予報は今のところ、雨マークである・・・そう２年連続で先輩たちが涙を飲んだ全小・神奈川大会決勝戦も雨中での戦いであった。神様は憎らしい演出をしようとしているのか・・・さて、どのような戦いになるのだろうか。
そして、もう一つの忘れ物は、ちょうど１年前の市長杯・決勝戦の舞台となった日産スタジアムでの試合である。その日は横浜Ｆマリノスのホーム開幕戦という大舞台の前座試合で行われたものの、その扱いは酷いものであった・・・(詳細は以前のコラムをご覧ください)。しかし今回は子供達だけのために用意された日産スタジアムでの決勝戦の舞台である。是非、あの苦い思い出を素晴らしい思い出に変え欲しいと思う。さあ最後の決戦へ。準備は整った。


2011.2.6 県選手権中央大会での集合写真