全日本大会の優勝からちょうど１週間後の８月１３日〜１５日の３日間、第１８回ＦマリノスカップＵ−１２大会に参加した。２年前のＵ−１０大会では決勝戦まで進むも、激闘の延長戦でも決着付かずＰＫ戦の末、準優勝に終わった（尚、この模様は特集ページで映像を掲載しています）。あの時の表彰式まで続いていた皆の悔し涙は今でも忘れられない・・・あれから２年、あの時の映像を見るとみんな成長したんだなと改めて感じる。
しかし、強豪がひしめくこの大会はそう簡単には勝たせてくれない。常勝などありえないのだ。全国大会優勝ということで、注目されて見られているのは会場や新聞の紙面などでヒシヒシと感じたが、それは既に過去のことに過ぎない。戦いに終わりはないということだろうか・・・次の目標に向けて・・・この大会はその第一歩だ。でも全国大会を終えたばかりで、ましてや灼熱の天候の中で再び体力や精神力を振り絞って戦うことは相当なことであったと思うが、そのような状態での子供達のファイトは本当に尊敬に値するものであった。
結果は総合７位に終わったものの、優勝した横浜Ｆマリノスプライマリーさんに予選リーグで勝利するなど健闘できたのではないだろうか。そういえば前年度の全日本王者でもある名古屋グランパスさんも昨年度は同様の結果であったが、やはり大きな大会の後の戦い方は難しいのだろう。ちなみにその名古屋グランパスさんと上位トーナメント１回戦で新旧全日本王者対決が実現できたのは良かった。

さて、このマリノスカップ、今年のテーマは「マリノスカップから世界へ〜友情」とのことであるが、大会初日の試合後に全チームの交流会があり、裏マリノスカップと題して芸の対抗戦も行われた。バディーの選手達はこの芸に向けて、準備や仕込み、そして練習と・・・どうやらサッカーの練習よりもまとまりがあったような気がする・・・このまとまりはバディーの強みかもしれない。

2010.8.13 裏マリノスカップより